2018-04-26

母娘が作るとっておきのお菓子。

“幻のお菓子”と話題を呼んだ親子パティシエの実店舗に、大ファンであるアンバサダーがお店を訪ね、その魅力の秘密を伺いました。

 

愛情と技術が生み出す至上の味わい。

スイーツ催事に出店すれば、たちまち完売続き。圧倒的な人気を誇るパティスリー「マモン・エ・フィーユ」が、満を持して実店舗を構えたのは御影の住宅街。エレガントなしつらえの空間で、オーナーパティシエの松下奈保さんが迎えてくれる。フランスの名門料理学校「ル・コルドン・ブルー・パリ」などで製菓を学んだ松下さんが、帰国後お母様とともに取り組んだのはフィナンシェをはじめとする焼き菓子。材料がシンプルなだけに、作り手のセンスがくっきりと表れるそう。「小麦粉の風味が生きるよう、生地を焼き切る手前で止め、香ばしさと口どけのよさを両立させています」。今回お店を訪れたのは、「ずっと憧れていた松下さんのお店が、地元に近い御影にオープンして本当に幸せ」と話す声楽家の小川典子さん。『マモン・エ・フィーユ』のお菓子は、まず発酵バターの香りが格段に素晴らしくてうっとり。焼き菓子は“脇役”になりやすいけど、ここではメインの存在感があるものばかりなんです。おいしいのはもちろん、体に安心な素材を使っているのも嬉しいですね」と惚れ込む。店名はフランス語で“母と娘”。「私のお菓子の8割は母から受け継いだ情熱、残り2割がパリで体得した技術でできています。まだまだ母には追いつけません」と微笑む松下さん。温かさと洗練が同居する、まさに大人のおやつ。心を豊かにしてくれる一品と、きっと出会える。

 

左上/パリのエスプリ漂うスタイリッシュなラッピングは、大切なギフトにぴったり。店頭で詰め合わせもオーダーできる。  右上/フレンチビスキュイ¥2500は、午前中には売り切れる看板商品。発酵バターの芳醇な香りと、サクサクッと軽い食感が魅力。鮮やかなトリコロールのオリジナル缶も人気。 左下/キャロットケーキ¥500など、リッチでボリューム感ある生ケーキも充実。 右下/フランボワーズと薔薇、塩の華など3種が揃うマドレーヌ各¥350。焼き立ての甘い香りが店中に広がる。

 

[AMBASSADOR]
小川典子さん/神戸女学院大学音楽学部声楽専攻卒業。メゾソプラノとして数々のオペラ公演、演奏会などで活躍。幼少期からグルメな父に連れられ、美味しいお店巡りをして育つ。マモンエフィーユの「マヌカハニーのギャレット」 が一番のお気に入り。芦屋生まれ神戸育ち。

 

松下奈保さん/パリで13年間、パティシエの研鑽を積み、独立。お母様の美千子さんとともに、表情豊かな焼き菓子を手がける。

■マモン・エ・フィーユ
住所:神戸市東灘区御影2-34-20 グレイスリー御影1F
電話:078-414-7842
営業:11:00~19:00 火曜休
http://me-f.jp